2009年4月16日木曜日

asahi archeology history Egypt civilization Cleopatra

クレオパトラ「石像は美人だった」 エジプトで発掘

2009年4月16日11時42分

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写真:クレオパトラの顔をかたどったとみられる石像=エジプト考古最高評議会提供クレオパトラの顔をかたどったとみられる石像=エジプト考古最高評議会提供

写真:クレオパトラとみられる顔が描かれたコイン=エジプト考古最高評議会提供クレオパトラとみられる顔が描かれたコイン=エジプト考古最高評議会提供

写真:アントニウスとみられる顔型(マスク)の一部=エジプト考古最高評議会提供アントニウスとみられる顔型(マスク)の一部=エジプト考古最高評議会提供

 【カイロ=田井中雅人】エジプト考古最高評議会は15日、古代エジプト・プトレマイオス朝の最後の支配者だった女王クレオパトラ(クレオパトラ7世、紀元前69〜同30年)の顔をかたどった石像や銅のコイン22枚などが北部アレクサンドリア近郊で見つかったと発表した。

 また女王と恋に落ちたローマの実力者アントニウスとみられる顔型(マスク)も発掘。2人は一緒に埋葬されたと言われているため、墓がある可能性もあるとみて本格的な発掘調査に取りかかる。

 評議会のザヒ・ハワス事務局長は「研究者らの間には(絶世の美女と言われる)クレオパトラが美人ではなかったとの説があるが、石像やコインに描かれた顔は美人だったことを証明している」と述べた。



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